東京の訪日客向け地下鉄フリー切符、QRコードでの発券サービス開始



東京地下鉄(東京メトロ)と東京都交通局は3月14日から、東京の地下鉄全線を乗り降りできる旅行者向けフリー切符「Tokyo Subway Ticket(東京サブウェイチケット)」を、QRコードで発券できるサービスを始める。

東京メトロ銀座線の列車。【撮影:草町義和】

訪日外国人旅行者や一部の国内旅行者が、オンライン旅行代理店などで「東京サブウェイチケット」をオンライン決済してQRコードを取得。東京メトロと都営地下鉄の主要駅に設置している旅行者向け券売機のQRコードリーダーにかざすことで「東京サブウェイチケット」を発券できる。

QRコードによる発券が可能な券売機は、東京メトロの69駅と都営地下鉄の31駅に設置される。

東京メトロと東京都交通局によると、「東京サブウェイチケット」を利用する訪日外国人旅行者の多くは、出国前に海外旅行代理店で決済してバウチャー券を入手。日本の空港などでバウチャー券を「東京サブウェイチケット」に引き替えている。そこで簡単に購入できるよう、QRコードによる発券サービスを実施するという。

QRコードによる発券のイメージ。【画像:東京メトロ・東京都交通局】