京王井の頭線「アジサイヘッドマーク列車」運行中 線路脇に植えている理由



京王電鉄は井の頭線の線路脇に植えているアジサイの見頃にあわせ、5月28日からヘッドマーク付き列車の運行を始めた。

線路機にアジサイが植えられた京王井の頭線。【画像:京王電鉄】

ヘッドマークが取り付けられたのは、1000系電車の5両編成1本。アジサイをデザインした2種類のヘッドマークを掲出している。運行区間は井の頭線の全線で6月23日まで運行される予定。

ヘッドマークのデザインは2種類ある。【画像:京王電鉄】

京王電鉄は1990年から井の頭線の線路脇にアジサイやサザンカ、ツツジなどの植栽を実施している。同社によると、季節ごとに咲きそろう草花を客に楽しんでもらうほか、降雨時の雨水流入による斜面の崩壊防止も目的にしているという。

《関連記事》
京王の電車・バス「開業110周年」ヘッドマーク掲出や記念切符の発売
北陸鉄道の浅野川線「京王井の頭線3000系」再現第2弾はブルーグリーン