弘南鉄道の大鰐線で5月2日、「大正生まれの電気機関車ED221牽引の特別列車体験」と題したツアーが行われる。 阪急交通社の企画。
大鰐線の中央弘前駅集合・解散の日帰りツアー。ED22形電気機関車のED22 1が、2両編成の7000系電車をけん引する「特別列車」のツアー。「特別列車」に乗車するほか津軽大沢車両基地の見学、ED22 1とラッセル車キ105で組成した排雪列車の再現シーンもみられる。途中駅では機回しシーンや「特別列車」の撮影時間も設ける。
旅行代金は大人1万9800円・子供1万6800円で、80人を募集。申込み阪急交通社のウェブサイトで受け付けている。
ED22 1は1926年、信濃鉄道(現在のJR大糸線)の1形電気機関車として製造。のちに国鉄、西武鉄道、近江鉄道、一畑電気鉄道(現在の一畑電車)を経て、1974年に弘南鉄道に移った。現在は大鰐線で排雪列車のけん引機として使われている。7000系は東京急行電鉄から譲り受けたステンレス製の電車。