ことでん「3年ぶり」3月から最終列車23時台 長尾線は終日ワンマンに



高松琴平電気鉄道(ことでん、香川県)は2月15日、ダイヤ改正を3月18日に実施すると発表した。3年ぶりに23時台の列車を設定し、最終列車を最大で50分ほど繰り下げる。

ことでん志度線の列車。【撮影:草町義和】

高松築港・瓦町発の各線の最終列車は、琴平線が高松築港23時00分発の滝宮行きで30分の繰り下げ。長尾線は高松築港23時04分発の長尾行きで51分の繰り下げになる。志度線は瓦町23時08分の琴電志度行きで46分の繰り下げ。

ことでんは2020年4月、コロナ禍を受けて一部の列車を運休。平日の最終列車は高松築港・瓦町発で21~22時台に繰り上げられた。その後は運行を順次再開して最終列車の時刻も22時台まで繰り下げられたが、23時台の列車は3年ぶりの運行になる。

長尾線の長尾駅。【撮影:草町義和】

このほか、長尾線は瓦町~長尾で終日ワンマン運転を実施。乗車時の変更はなく切符を購入するかICカードを簡易改札機にタッチして乗車できるが、降車時は切符・運賃を運転士に渡すか各駅に設置されている集札箱に入れる必要が必要がある。ICカードは簡易改札機にタッチする。

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