叡山電鉄の茶山駅「茶山・京都芸術大学駅」に改称 大学と連携してリニューアル



叡山電鉄(京都市)は2月10日、茶山駅を「茶山・京都芸術大学駅」に改称すると発表した。改称日は4月1日。改称後には駅の改修工事を行い、バリアフリー化や美装化を図る。

駅名が「茶山・京都芸術大学駅」に変わる茶山駅。【画像:叡山電鉄】

茶山駅は叡山本線・元田中~一乗寺の駅。近くには京都芸術大学がある。叡山電鉄は駅名の変更について「歴史ある『茶山』という地名を残しつつ、大学の名称を加え、お客さまにわかりやすい駅名にすることで、地域と共により一層連携したまちづくりを行うため」としている。駅番号(E03)は変更しない。

改称後の駅名標のイメージ。【画像:叡山電鉄】
4月1日以降の叡山電鉄の路線図。【画像:叡山電鉄】

京都北山杉丸太を使ったホーム上屋のイメージ。【画像:叡山電鉄】

改称後の5月から改修工事を実施。スロープの設置と車両・ホームの段差を解消してバリアフリー化を図る。また、京都芸術大学と包括連携協定を締結して美装化工事も実施。従来の鉄骨柱を生かしつつホーム上屋と壁面に京都北山杉丸太を利用し、駅の個性と温かさを感じさせるという。間接照明を用いて夜間のライトアップを行い、景観の向上も目指す。

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