五能線・岩館~深浦「12月9日」再開が決定 残る運休区間も近日中に再開時期を発表へ



JR東日本の秋田支社は12月5日、一部区間で運転を見合わせている五能線(秋田県・青森県)について、岩館~深浦の運転を12月9日始発から再開すると発表した。

五能線の列車。【画像:丸岡ジョー/写真AC】

五能線は8月の大雨の影響で橋梁が損傷するなど大きな被害が発生。岩館~深浦~鰺ケ沢の運転を見合わせている。このうち岩館~深浦は復旧作業や設備の安全確認のめどがたち、運転を再開することになった。これに伴い、東能代~深浦の代行バスは12月8日限りで運行を終了する。

残る深浦~鰺ケ沢は引き続き運転を見合わせ、深浦~弘前の代行バス輸送も継続。観光列車の快速「リゾートしらかみ」は引き続き「1号」と「2号」のみ青森~鰺ケ沢で運転される。秋田支社によると深浦~鰺ケ沢の線路設備などの復旧工事は順調に進んでおり、近日中に運転再開時期を示せる見込みという。

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