西九州新幹線の利用者、在来線特急の「2倍以上」コロナ禍前からは微増



JR九州は10月24日、西九州新幹線・武雄温泉~長崎の開業から1カ月間(9月23日~10月22日)の利用状況を発表した。

西九州新幹線の「かもめ」。【撮影:草町義和】

期間中の武雄温泉~長崎の利用者数は19万7800人で、1日あたりでは6600人。前年2021年同曜日(9月24日~10月23日)の在来線特急「かもめ」・諫早~長崎と比べた場合、2.3倍の利用があった。コロナ禍前の2018年同曜日(9月21日~10月20日)との比較では2%の微増だった。

西九州新幹線で新幹線定期券「新幹線エクセルパス」を利用した人は9月末時点で合計221本。諫早~長崎の94人が最も多く、これに武雄温泉~長崎の48人、武雄温泉~諫早の32人が続いた。

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