肥薩線あすから運休区間の一部で平日のみジャンボタクシー運行 7月豪雨で甚大な被害



JR九州はあす9月10日から、肥薩線の運休区間の一部でジャンボタクシー輸送を始める。

豪雨で流失した肥薩線の球磨川第1橋りょう。【画像:JR九州】

熊本支社によると、ジャンボタクシーの運行区間は、八代~坂本間と一勝地~人吉間。停車駅は八代・段・坂本の各駅と一勝地・渡・人吉の各駅で、これ以外の駅は周辺の道路状況により停車できないという。

各区間とも、平日の朝夕のみ1日5往復の運行。土曜・休日は運休する。運行区間を含む乗車券や回数券、定期券で利用できるが、ジャンボタクシーは定員制で乗車できない場合もある。

肥薩線は2020年7月豪雨で橋りょうが流失するなどの甚大な被害が発生。現在も八代~人吉~吉松間の86.8kmが運休中だ。