JR東海の新幹線「車椅子スペース」は6席分 N700Sに導入、既設対応席はネット予約試行



JR東海は3月10日、東海道・山陽新幹線で運用しているN700S電車に車椅子スペースを設けると発表した。

車椅子スペースを設けたN700Sの車内イメージ。【画像:JR東海】

4月中旬以降、車椅子スペースを6席分設けたN700Sを導入する。車椅子スペースを設けたN700Sで運転する列車は運転当日の朝にJR東海のウェブサイトで公表し、東海道新幹線の駅で予約できるよう準備を進める。運転開始日などは決まり次第、案内するという。

既設の車椅子対応席については、従来の電話などによる予約に加え、東海道・山陽新幹線のネット予約サービス「EXサービス」とJR西日本のネット予約「e5489」による予約の試行を実施する。対象列車・座席は東海道・山陽新幹線「のぞみ」の11号車13番A・B席。5月20日乗車分(4月20日予約開始)から受け付ける。