磐越西線・喜多方~山都は来春「復旧」へ 8月の大雨で橋梁が倒壊



JR東日本の仙台支社と新潟支社は9月29日、大雨の影響で運転を見合わせている磐越西線・喜多方~山都(福島県)について、来年2023年春頃の復旧を見込んでいると発表した。

磐越西線の濁川橋梁。脇で作業ヤードの造成が進められている。【画像:JR東日本】

磐越西線は8月の大雨で被災。JR東日本によると、福島県内では喜多方~山都の濁川橋梁が倒壊したほか、盛土流出(3カ所)や土砂流入(6カ所)が発生した。新潟県内でも盛土流出と土砂流入がそれぞれ1カ所で発生したという。

JR東日本が公表した写真(9月22日撮影)によると、濁川橋梁の脇で作業ヤードの造成が進められている。同社は濁川橋梁などの復旧工事や関係者との調整を引き続き進めていくとしている。

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