JR九州・佐賀県・長崎県の3者は8月22日、JR九州の交通系ICカード「SUGOCA」を西九州エリアのJR線19駅に導入すると発表した。2024年度に導入の予定。
新たに「SUGOCA」が導入されるのは、長崎本線の佐賀~江北(2022年9月23日に肥前山口駅から改称)と佐世保線の江北~佐世保、大村線の早岐~ハウステンボス。県別では佐賀県が鍋島~有田の13駅(臨時駅のバルーンさが駅を含む)で、長崎県は三河内~佐世保の5駅とハウステンボス駅に導入される。
「SUGOCA」は現在「福岡・佐賀・大分・熊本エリア」「鹿児島エリア」「宮崎エリア」「長崎エリア」の四つに分割して導入されている。今回新たに導入される19駅は「福岡・佐賀・大分・熊本エリア」を拡大する形。長崎本線・諫早~長崎と大村線・竹松~諫早で構成される「長崎エリア」とは拡大後も接続せず、エリア間をまたいで利用することもできない。
3者は「SUGOCA」のエリア拡大について3者が締結している包括的連携協定の趣旨に基づくものとしており、「(2022年9月23日に開業する西九州新幹線の)沿線のみならず、広く西九州エリアに開業効果を波及させるため、佐賀県、長崎県及びJR九州は、引き続き一体となって地域振興に取り組んでまいります」としている。
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