阪急「ミッフィー号」8月から 路線ごとに異なるデザイン「窓からひょっこり」も



阪急電鉄は7月19日、ウサギのキャラクター「ミッフィー」とのコラボ企画を実施すると発表した。8月3日から装飾列車「ミッフィー号」を運行する。運行期間は来年2023年3月30日までの予定。

1・8両目の側面デザイン(上から神戸線・宝塚線・京都線)。【画像:阪急電鉄】

神戸線・宝塚線・京都線の3線で1編成ずつ合計3編成を運行する。編成両端の1両目と8両目は「ミッフィーとなかまたちが、阪急沿線をめぐる様子」を車体に描く。デザインは各線ごとに異なる。

先頭部は各線のラインカラーで「ミッフィー」のシルエットをかたどったヘッドマークを掲出。乗務員室にはマルーンカラーの制服を着用した「ミッフィー」のぬいぐるみを置く。中間の2~7両目はドア横に「ミッフィー」をデザインしたステッカーを貼り付ける。ステッカーは全6種類でデザインは3線とも同じだ。

「ミッフィー号」先頭部の想像画。【画像:阪急電鉄】
2~7両目のドア横ステッカー。【画像:阪急電鉄】

窓・ドア部分にも「ミッフィー」のステッカーを貼り付ける。神戸線では「ミッフィーがドアからひょっこりのぞいているデザイン」のドアステッカー。宝塚線では、くりぬき窓風のステッカーを窓部に貼り付ける。京都線では連結部の窓に「ミッフィー」が車内を見ているデザインのステッカーを貼り付ける。これ以外にも車内にオリジナルデザインのポスターやステッカーを掲出する。

このほか、券面に「ミッフィー」をデザインした「『miffy and Hankyu』阪急全線1日乗車券」を発売。スタンプラリーやオリジナルグッズの販売なども行われる。

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