東京メトロは7月7日、銀座線・丸ノ内線・東西線・千代田線の4線について、ダイヤ改正を8月27日に実施すると発表した。同社は「利用状況に合わせた運転本数の見直し」としている。一部の路線・時間帯では1時間あたりの本数を3分の1減らすなど、大幅な減便が実施される。
4線とも初電の繰り下げと終電の繰り下げは行われない。各線ごとの概要は次の通り。
●銀座線
平日は7~19時を中心に減便。日中は10~16時に渋谷・浅草の両方面行きとも1時間あたり18本のところ3分の1にあたる6本を減らして12本に変更する。ラッシュ時を含むそれ以外の時間帯も1時間あたり最大5本の減便になる。土休日は8~20時台を中心に両方面行きとも1時間あたり6本減らして12本になる。
●丸ノ内線
平日は6~15時と17~21時を中心に減便。各方面とも1時間あたりおおむね1~3本程度の減便だが、中野坂上~方南町の支線は8時台の中野坂上方面行きが15本から4本減の11本、9時台の方南町方面行きが22本から6本減の16本、9時台の中野坂上方面行きが14本から5本減の9本に変わる。土休日は6~10時と20~23時の各時間帯で最大3本減らす。
このほか、方南町支線で3両編成の運転を終了し、丸ノ内線全区間の列車を6両編成に統一。平日8時台の新宿行きと新宿始発の運転区間を中野坂上方面に延長する。
●東西線
平日の7~11時に減便。浦安~中野(7時台の中野方面行き)・西船橋~中野(9時台の中野方面行き)・中野~西船橋(8時台の西船橋方面行き)・中野~東陽町(10時台の東陽町方面行き)で各1本減らす。
●千代田線
平日7~9時に減便。北綾瀬~綾瀬は7時台の綾瀬方面行きを9本から1本減の8本に変更する。綾瀬~代々木上原は7時台の代々木上原方面行きを25本から2本減の23本、綾瀬方面行きを19本から1本減の18本に変更する。
東京メトロの各線は新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴うテレワークの普及で利用者が減少。1日平均の輸送人員は2019年度が約755万人だったのに対し、2020年度は約498万人で3割以上減少した。2021年度は522万人で回復傾向にあるものの、コロナ禍前の水準には戻っていない。
東京メトロは「今後も、お客様のご利用状況を踏まえたダイヤ改正を適時行ってまいります」としている。
《関連記事》
・東京メトロ南北線「分岐延伸」品川駅やトンネルの構造など明らかに 大深度法適用か
・東京メトロ「車両ごとの混雑情報」9月頃までに全線で提供へ 特殊カメラとAI活用