東武の新型特急N100系「スペーシア○○」愛称4案を公表 予想キャンペーンを実施



東武鉄道は新型特急「N100系」に設定する愛称を7月中旬以降に発表することを決めた。同社はこれに先立ち、愛称を予想するキャンペーンを6月1日から始めた。

N100系の外観イメージ。【画像:東武鉄道】

同社は愛称候補として「プレミアムスペーシア」「スペーシアX(エックス)」「グランスペーシア」「スペーシアルクス」の4案を示した。予想キャンペーンは4案のなかから一つを選んで応募する。

応募受付期間は6月1日から7月14日まで。東武鉄道ウェブサイト内に設けられた特設サイトの専用フォームで受け付けている。形式のN100系にちなみ、正解者のなかから抽選で合計100組に「ザ・リッツ・カールトン日光ペア宿泊券」や都内の東武ホテルのペアランチ券などがプレゼントされる。愛称の発表後、8月以降に当選者抽選を行い賞品を順発送する予定だ。

愛称予想キャンペーンのPRイメージ。【画像:東武鉄道】

N100系は2023年、浅草~東武日光・鬼怒川温泉間に導入される予定の新型特急車両。ラウンジや7人用個室、4人用個室、横3列(2+1列)のプレミアムシートなどを設ける。ラウンジと7人用個室は編成両端の先頭車に設け、運転台越しに前面展望を楽しめる。現行の特急車両である100系「スペーシア」の後継モデルと位置付けられており、愛称の候補4案はいずれも「スペーシア」の前か後ろに文字を付け加える形になっている。

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