東京メトロは有楽町線・副都心線の7000系が引退したのを記念して、5月25日から「ありがとう!7000系 東京メトロスタンプラリー」を開催する。
池袋・東池袋・飯田橋・有楽町・豊洲の各駅で配布されるスタンプ台紙を入手し、沿線施設に設置されているスタンプを押印する。スタンプの設置場所は、「Esola池袋」(最寄駅:池袋駅)と飯田橋ラムラ(飯田橋駅)、東京交通会館(有楽町駅)、ららぽーと豊洲(豊洲駅)で、スタンプ設置時間は10~21時(「Esola池袋」は11~23時)。
4カ所すべてのスタンプを集めると、先着2000人に7000系をデザインした缶バッジがプレゼントされる。スタンプラリーの開催期間は5月25日から6月26日まで(プレゼント引換期間は6月27日まで)。
スタンプラリーの開催にあわせ、「ありがとう!7000系東京メトロオリジナル24時間券」(1800円)も発売される。券面に7000系をデザインした大人用3種類を1セットとし、専用台紙が付く。5月25日10時からオンラインショップ「メトロの缶詰ANNEX」で先行発売され、6月8日からは上野・銀座・表参道・新宿・池袋・東京の各駅の旅客案内所で発売される。
7000系は営団地下鉄時代の1974年、有楽町線の池袋~銀座一丁目間が開業した際に同線の車両としてデビュー。車体は6000系をベースとし、制御方式は自動可変界磁式(AVF)チョッパ制御を採用した。
2008年以降は副都心線でも運用されるようになったが、2021年7月にデビューした新型車両17000系への更新が進み、今年2022年4月までにすべての車両が引退済み。48年の歴史に幕を閉じた。ただし引退した車両の一部はインドネシアの首都ジャカルタの都市鉄道に譲渡され、現在も運用されている。
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