京成電鉄「スカイライナー」など有料特急値上げ 一部据え置き、全列車に警備員



京成電鉄は3月25日、「スカイライナー」など有料特急の特急料金を値上げすると発表した。4月25日に実施する。

「スカイライナー」など京成の有料特急で運用されているAE形。【撮影:草町義和】

成田空港アクセス特急「スカイライナー」の特急料金は改定後、京成上野・日暮里~空港第2ビル・成田空港間が1300円、青砥~空港第2ビル・成田空港間が1050円に。いずれも現行料金から50円値上げされる。

座席定員制の通勤列車「モーニングライナー」「イブニングライナー」は30円値上げの450円。臨時列車「シティーライナー」も30円値上げされ、京成上野・日暮里・青砥~京成成田間では1000円、京成上野・日暮里・青砥~京成船橋間などでは550円になる。印旛日本医大始発の「臨時ライナー」は500円のままで改定しない。

京成本線を走る「モーニングライナー」「イブニングライナー」も値上げされる。【撮影:草町義和】

京成電鉄は値上げにあわせ、有料特急のすべての列車に警備員を乗務させる。「車内でのトラブル等の未然防止ならびに発生時の対応力強化により、お客様にこれまで以上に 安全かつ安心してご利用いただけます」としている。

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