新潟の115系「7色」横一列の撮影会 定期運行を終了、クモヤ143も



JR東日本新潟支社は3月26・27日の計2日、車両基地の新潟車両センター(新潟市東区)で「115系&143系コンプリート撮影会」を開催する。

70系など旧型国電の塗装をまとった「懐かしの新潟色」の115系。【撮影:草町義和】

新潟地区の普通列車で運用されていた115系の7編成と事業用車両のクモヤ143形(もとクモニ143形のクモヤ143-51)を新潟車両センターの留置線で横一列に並べ、常時パンタグラフを上昇した状態で留置する。115系の塗装は7編成すべて異なり、「湘南色」「一次新潟色」「二次新潟色」「三次新潟色」「旧弥彦色」「弥彦色」「懐かしの新潟色」になる。

3月26・27日とも信越本線の越後石山駅に集合・解散。開催時間(集合~解散)は9時40分~12時20分と13時55分~16時35分の2部制で、撮影時間は2時間程度を予定している。

参加にはネットショップ「JRE MALL」の新潟支社店で商品を購入する必要がある。商品の販売価格は3万9115円。3月16日12時から21日23時59分まで販売するが、先着定員制(各日各部50人、合計200人)で売り切れ次第終了する。

このほか、1組(最大2人)だけ第1部より1時間早く会場に案内して「プライベートな撮影環境」を楽しめるプランも提供。「JRE MALL」新潟支社店でオークション形式(自動延長あり)で販売する。入札期間は3月16日12時~21日12時59分で、開始価格は7万8230円から(二人分の参加代金含む、1000円単位)。

新潟地区の115系は新型車両のE129系の導入に伴い、3月11日に定期列車での運行を終了し、JR東日本の115系の定期運行も終了した。

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