東京オリンピック選手村の「寝具」何に使う? 鉄道会社などに寄贈



選手村で使われたベッド。【画像:エアウィーヴ】

寝具メーカーのエアウィーヴは9月8日、東京オリンピック・パラリンピックの選手村に供給した寝具を国立青少年教育振興機構や全国の自治体、鉄道会社などに寄贈すると発表した。

エアウィーヴはオリンピック時に1万8000床、パラリンピック時には8000床の寝具を供給した。このうち約1万のマットレスと枕は、、国立オリンピック記念青少年総合センターや全国の青少年教育施設を運営する国立青少年教育振興機構に寄贈。残るマットレスは自治体や鉄道など「公共性の高い事業体」に寄贈される。

エアウィーヴが発表したマットレスの寄贈先のうち、鉄道会社はJR東海と東急電鉄。乗務員用の仮眠室で使われるという。

シーツや枕カバーなどのリネン類は東京リハビリ協会に寄贈。全国の社会福祉施設で障害者の作業資材として再生利用される。

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