湘南モノレールが駅員・車掌・検車区員「おしごと」体験イベント



湘南モノレール(神奈川県)は3月下旬から4月上旬にかけ、モノレールの「おしごと」を体験できる子供向けのイベントを行う。 開業50周年記念企画のひとつ。

懸垂式の湘南モノレール。【撮影:草町義和】

大船駅では「駅員のおしごと体験」を3月27~29日と4月3~5日に実施。各日10時~10時30分の実施で、駅放送体験や自動改札機・券売機の見学を行う。参加できるのは幼児から小学生までで、各日3人を募集する。

車両基地の深沢車庫がある湘南モノレール本社でも「車掌のおしごと体験」と「検車区員のおしごと体験」を実施。「車掌」は3月26・30日と4月1日の各日15時~15時50分の開催で、車庫見学のほか現役車掌と一緒に仕事を体験する。参加できるのは小学4~6年生の各日2人。

「検車区員」は車庫見学に加え、パンタグラフを実際に組み立てる。実施日時は3月29日の10時30分~11時30分で、小学5・6年生の4人を募集する。

このほか、4月3日には湘南深沢駅の近くにある湘南ボウルで「プロボウラーと一緒にボウリング場のおしごと&レッスン」が行われる。

いずれも保護者1人のみ同伴可能で、参加費は「駅員」「車掌」「検車区員」が無料、「ボウリング場」は600円。応募は湘南モノレールのウェブサイトで受け付けている。締切は3月9日。

湘南モノレールは大船~湘南江の島間6.6kmを結ぶモノレール。軌道桁にまたがって走る懸垂式を採用している。いまから50年前の1970年3月7日に大船~西鎌倉間が開業し、翌1971年7月1日に全通した。

本社に隣接している車両基地(検車区)。【撮影:草町義和】