【データで見る鉄道車両】JR北海道「キヤ291形」ラッセル気動車



キヤ291形はJR北海道の新型ラッセル気動車。DE15形ディーゼル機関車の老朽取替用として、大型除雪機械ENR-1000を車両化した。機関車ではなく気動車の扱い。固定式のラッセルヘッドを装着している。1両が製造済みで、本年度2021年度冬季は石北本線に導入して除雪状況などの確認を実施する。

キヤ291形の形式図。車体の両端に固定式のラッセルヘッドを装着しているのが描かれている。【資料:国土交通省】

主要諸元

※2021年8月18日時点

記号番号|キヤ291-0代
車種|普通鉄道 特殊車 内燃動車
空車重量|59.3t
定員|10人
最大寸法|22180×2927×4035
内燃機関|
・種類:V型12気筒 30L
・連続定格出力:895kW/1900rpm
・個数:1個
台車形式|N-DT291
変速装置の種類|TDCN-22-6001
ブレーキ装置の種類|電気指令式空気ブレーキ装置・留置ブレーキ装置・直通予備ブレーキ装置・耐雪ブレーキ装置
連結器装置の種類|密着連結器(格納式)
運転保安設備の種類|自動列車停止装置(ATS-DN)・C形列車無線・防護無線・EB装置

手続き

2019年9月27日|JR北海道:車両構造装置変更確認申請 ※キハ150-0代からの変更
2019年10月7日|北海道運輸局長:車両構造装置変更確認
2020年6月4日|JR北海道:車両構造装置変更確認申請 ※ブレーキノッチ上げ下げに対するBC圧力の応答性改善のため中継弁を追加した空気ブレーキ回路に変更
2020年6月8日|北海道運輸局長:車両構造装置変更確認
2021年1月6日|JR北海道:車両構造装置変更届出 ※変速機油温高による冷却性能向上対策のためオイルクーラー容量・配管の変更に伴う重量見直し
2021年8月18日|JR北海道:車両構造装置変更届出 ※フランジャ装置の動作最適化による構造見直しに伴う重量変更

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