京成電鉄3600形「ファイヤーオレンジ」復元 デビュー時のデザイン、記念切符も発売



京成電鉄は8月1日から、3600形電車をデビュー当時の姿に復元すると発表した。記念切符も発売する。

3600形のデビュー時の姿。【画像:京成電鉄】

デビュー当時の姿が復元されるのは、3600形の6両編成1本(第3688編成)。車体の帯は赤・青の2色で構成されているが、デビュー時の「ファイヤーオレンジ」と呼ばれる赤1色の帯を復元する。

これに伴い、8月1日から「3600形リバイバルカラー記念乗車券」も発売される。乗車券2枚に第3688編成の車両番号ステッカーが付き、販売額は1000円。販売期間は来年2021年1月31日までの予定だが、限定3600セットで売り切れ次第販売を終了する。

3600形は1982年から1989年にかけて54両が製造された、京成電鉄の通勤型車両。車体の帯はファイヤーオレンジ1色だったが、1995年までに現在の赤・青2色に変更されている。

デザイン変更後の3600形。写真の第3678編成はすでに廃車されている。【撮影:草町義和】