JR四国「高松駅ビル」デザイン決定 コンセプトは「ゆらぎ」



JR四国は1月25日、高松駅北側で計画している高松駅ビル(仮称)の外観デザインが決まったと発表した。

高松駅ビルの外観デザイン。【画像:JR四国】

デザインコンセプトは「瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ」。既存棟の玉藻城をイメージした外観デザインを陸のイメージととらえ、新設する商業棟には瀬戸内海のイメージを映して高松の海と陸のつながりを表現する。中央コンコースは陸と海をつなぐ新しい高松の玄関口とする。

高松駅ビルの計画敷地面積は約5200平方m。延床面積は商業棟が約1万40平方m、駐車場棟が約5450平方mで、合計約1万5490平方mになる。商業棟は地上4階建てで1~3階に商業施設、4階に屋外広場などを設ける。

駐車場棟は地上4階・地下1階。地下1階~1階に駐輪場(385台)、2~4階に駐車場(約160台)を設けるほか、店舗なども設ける。オープンは2023年度下期の予定。

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