富山地鉄で「雷鳥」走る 14760形を装飾「富山もようトレイン」



富山地鉄はきょう1月11日から「富山もようトレイン」を運転する。富山の自然・食・文化などをモチーフにしたパターンデザインを展開する「富山もようプロジェクト」とのコラボ企画。同プロジェクトの代表でテキスタイルデザイナーの鈴木マサルさんがデザインした。

「富山もようトレイン」のイメージ。【画像:富山地鉄】

車両はモハ14760形の2両編成1本(モハ14769+モハ14770、1980年製造)を使用。「田園風景に映え、山岳観光をイメージする『ライチョウ』をモチーフにしたデザイン」(富山地鉄)で装飾した。ライチョウ(雷鳥)は立山に多く生息している鳥で、1961年に富山県の鳥として制定されている。

本線・立山線・不二越上滝線で運用される。初日の1月11日は11時から、電鉄富山駅のホームで運行開始セレモニーが行われる予定。電鉄富山11時43分発の上市行きを見送る。この列車の折り返しは上市12時31分発の電鉄富山行き。

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