相鉄の相模大塚・さがみ野「ホームドア」使用開始 設置駅は10駅に



相鉄は1月4日、本線の相模大塚駅とさがみ野駅のホームドアを1月から2月にかけ使用開始すると発表した。これにより相鉄線のホームドア設置駅は合計10駅になる。

さがみ野駅に整備されたホームドア。【画像:相鉄】

まず1月16日の始発から、相模大塚駅のホームドアの使用を開始。さがみ野駅のホームドアは2月6日の始発から使用開始の予定だ。

相模大塚駅に整備されたホームドア。【画像:相鉄】

相鉄線のホームドアは2016年から2017年にかけ、横浜駅に設置。2021年12月までに横浜駅のほか西谷・鶴ケ峰・二俣川・希望ヶ丘・大和・湘南台の各駅にホームドアが設置された。2019年11月に開業した相鉄・JR直通線(相鉄新横浜線)の羽沢横浜国大駅は、開業当初からホームドアが設置されている。

相鉄は2017年11月、開業前の羽沢横浜国大駅を除く全25駅にホームドアを設置すると発表。この時点での計画では2022年度末までに全駅への設置を完了する予定としていた。しかし2021年11月に発表された中期経営計画では、ホームドアの設置時期について「2024年度までに海老名駅を除く全駅設置」「2027年度までに全駅設置」とし、整備スケジュールが延長された。

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