「SL北びわこ号」4~6月の運転は7回 「デゴイチ」D51 200がけん引



JR西日本は1月24日、滋賀県内の北陸本線・米原~木ノ本間で運転しているSL列車「SL北びわこ号」の今年2020年春季の運転計画を発表した。「デゴイチ」ことD51形蒸気機関車の200号機がけん引する。

D51 200がけん引する「SL北びわこ号」。【画像:ポニー/写真AC】

運転日は4月26日、5月3・10・17日、6月14・21・28日で、すべて日曜日。時刻は米原10時09分発→木ノ本10時52分着で、途中、長浜・虎姫・河毛・高月の各駅に停車する。D51 200が12系客車5両(定員424人)をけん引。座席はすべて指定席となる。

車内ではJR西日本の社員が「ご乗車のお客様の写真撮影など、思い出作りのお手伝い」をするという。

SL北びわこ号は1995年に運転を開始したSL列車。おもにC56形蒸気機関車の160号機がけん引し、検査などでC56 160を使えないときはC57形蒸気機関車1号機を使うこともある。C56 160は2018年限りで運行を終了しており、2019年からはD51 200が使われている。