えちごトキめき鉄道「雪月花」で結婚式 「日本海の夕日」見える時間帯に運行



「雪月花」で挙げる結婚式のイメージ。【画像:平安セレモニー】

冠婚葬祭業の平安セレモニー(新潟県上越市)は、えちごトキめき鉄道の観光車両「えちごトキめきリゾート雪月花」で挙げる結婚式を企画した。「電車好きなカップル」2組を募集している。

「雪月花」を平日に貸し切り、日本海に沈む夕日が見える時間帯に日本海ひすいライン・直江津~市振間を往復。挙式と披露宴を行う。

開催日は9月8日と9月15日で募集価格は50万円。挙式料や婚礼料理(和洋折衷のフルコース)、フリードリンク(ビールやワイン、焼酎、ウィスキーなど)、会場費(会食会場、控室)、ブライズルーム使用料、ゲストテーブル装花、司会料・奉仕人・音響・照明・設備費、席札、メニューカード、新郎新婦の衣裳、着付け・介添え代、新郎新婦の小物代が含まれる。

募集期間は9月8日開催分が8月7日正午までで、9月15日開催分は8月14日正午まで。選考は抽選で行い、応募多数の場合はウェブ面接を行う。最少催行人員は新郎新婦含む10人。申込は平安セレモニーのキャンペーン特設サイトで受け付けている。

「雪月花」の車内。【画像:平安セレモニー】

「雪月花」は2016年にデビューした、えちごトキめき鉄道の観光車両。ET122形1000番台気動車の2両編成で、屋根の肩部まで伸びる大型の窓を採用するなど眺望性を向上させているのが特徴だ。通常は土曜・休日を中心に観光列車として運行されている。

《関連記事》
えちごトキめき鉄道「観光急行」ダイヤや乗車方法を発表 「国鉄急行電車」3両編成
「ウエストエクスプレス銀河」紀南コース、営業運行の前に試乗 注目ポイントは