秋田内陸鉄道が初の「夜行列車」ツアー 「温泉駅」入浴や夜食もセット



「秋田内陸線夜行列車」ツアーのPRイメージ。【画像:秋田内陸縦貫鉄道】

秋田内陸縦貫鉄道は8月6日から7日にかけ、秋田内陸線では初めてとなる「夜行列車」のツアーを実施する。

1日目(8月6日)は角館駅を18時30分に出発。車内で夕食(弁当)が提供される。20時09分着の阿仁前田温泉駅で入浴。21時に同駅改札口に集合し、21時35分発の臨時列車に乗車する。

その後、鷹巣駅で折り返して阿仁合駅には23時10分着。夜食が提供され、車内が消灯される。2日目(8月7日)は起床前に列車が動き出す。起床時間は5時頃で、「朝のイベント」を実施。5時40分着の角館駅で解散となる。

普通車両1両の臨時運行で寝具はない。秋田内陸縦貫鉄道は各自でバスタオルの用意や寒暖に対応できる服装で参加するよう呼びかけている。トイレと手洗いは設置されているがシャワーはない。飲食類の持ち込みは自由。

旅行代金は1万6000円で募集人員は15人(最少催行人員10人)。申し込みは秋田内陸縦貫鉄道の「秋田内陸縦貫線」ウェブサイトで受け付けている。

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