水島臨海鉄道が新型ディーゼル機関車「DD200」導入 JR貨物以外初、京葉臨海鉄道も



JR貨物のDD200形(試作機の901号)。【撮影:草町義和】

水島臨海鉄道(岡山県)は新型のディーゼル機関車「DD200形」を導入する。同社が6月3日、公式ツイッターで明らかにした。

公表された写真によると、形式名と車両番号は「DD200-601」。JR貨物のDD200形ディーゼル機関車と同じタイプだ。塗装もJR貨物のDD200形とほぼ同じだが、運転室側面に水島臨海鉄道の社章がデザインされている。JR貨物のDD200形がJR貨物以外の鉄道会社に導入されるのは、これが初めて。

DD200形はJR貨物の電気式ディーゼル機関車。DE10形やDE11形など国鉄時代に製造されたディーゼル機関車の置き換えを目的に開発され、非電化区間での貨物列車けん引から駅構内での入替作業まで、幅広い用途に対応している。2017年に試作機の901号機が製造され、2019年以降、量産型が10両以上導入されている。

JR貨物DD200-901の運転台。【撮影:草町義和】

第三セクターなどが運営する非電化貨物線のディーゼル機関車の多くは老朽化が進んでおり、水島臨海鉄道のほかにもDD200形を導入する動きが見られる。京葉臨海鉄道(千葉県)は2019年度版の安全報告書(2020年7月)で「老朽化した機関車を更新するために、JR貨物が開発したDD200形式の機関車をメーカーに発注」としており、近日中にも搬入される見込みだ。

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