寝台列車「カシオペア」東北DCツアー列車として運転へ 観光列車の乗り継ぎツアーも

東北6県の大型観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン」(東北DC)について、同キャンペーンの推進協議会とJRグループは3月16日、キャンペーンの開催概要を発表した。開催期間は4月1日~9月30日。JR東日本のE26系寝台客車で東北エリアを周遊する「カシオペアクルーズ」などが実施される。

かつて上野~札幌間の寝台特急「カシオペア」で運用されていたE26系。【画像:HK-SAN/写真AC】

E26系は2人用A寝台個室などを設けた2階建て構造が特徴の寝台客車。1999年にデビューし、東京(上野)~札幌間を結ぶ寝台特急「カシオペア」で運用された。北海道新幹線の開業に伴い2016年に寝台特急「カシオペア」での定期的な運用を終了したが、現在は旅行商品向けの団体列車で運用されることが多い。「カシオペアクルーズ」では、おもに上野駅を出発して東北各地を巡るツアー専用列車として運転される見込み。

東北DCではこのほか、観光列車を乗り継いで東北6県を周遊するツアーも行われる計画だ。4月3~9日は、仙台発着のツアー「巡るたび、出会う旅。東北」号を実施。「リゾートあすなろ」や「びゅうコースター風っこ」などを乗り継ぎ、東北各県を周遊する。7月4~9日にも、「越乃Shu*Kura」や「リゾートしらかみ」「なごみ」などを乗り継ぐ周遊ツアー「のってたのしい列車乗り継ぎ周遊」号が実施される。

観光列車「越乃Shu*Kura」も東北DCの乗り継ぎ周遊ツアーで運転される。【撮影:草町義和】

クルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」は9月26~30日に「東日本の旬」コースを実施。ほかにも旅行商品専用の観光列車や指定券を一般販売する観光列車も運転される。

また、東北・山形・秋田の各新幹線を走る電車や、常磐線の特急列車で運用されている電車を装飾した「東北DCラッピング車両」も運行される。