水郡線の運休区間、まず西金~袋田間が7月4日再開 全線再開は来夏の予定



西金~常陸大子間(茨城県)が運休中の水郡線について、JR東日本の水戸支社は5月21日、西金~袋田間のみ7月4日から運転を再開すると発表した。袋田~常陸大子間は引き続き運休する。

水郡線を走る列車。【画像:croissant./写真AC】

7月4日以降、現在は西金駅を発着しているすべての列車を袋田発着に変更。また、上小川駅(西金~袋田間の中間)と常陸大子駅を結ぶ代行バスが運転されるが、袋田駅に相当する停留所は袋田駅から約850m離れた場所の国道118号上に設けられる。このため列車の代行バスの乗り継ぎ地点は上小川駅になる。

水郡線の西金~常陸大子間は、昨年2019年10月の台風19号の影響で橋りょうが流されるなどの被害が発生。現在は復旧工事中で、袋田~常陸大子間を含む全線の再開は来年2021年夏頃の再開が予定されている。

7月4日の再開区間と代行バスの運転区間。【画像:JR東日本】