芝山鉄道は2月25日、同社所属車両の3500形電車4両1編成(第3540編成)が3月末日の運行をもって引退すると発表した。これに先立ち引退記念イベントを行う。

引退記念イベントはヘッドマークの掲出と記念切符の発売。ヘッドマークは3月1~31日に第3540円編成の先頭車に設置する。また、3月1日から記念切符「さようなら芝鉄3500形引退記念乗車券」(1100円)を芝山千代田駅などで発売。発売期間は6月29日までの予定だが、売り切れ次第終了する。



芝山鉄道は成田空港内の東成田駅と空港南側の芝山千代田駅を結ぶ芝山鉄道線を運営。営業距離は2.2kmで、ケーブルカーなどの特殊な鉄道を除くと日本一短い。東成田駅で京成東成田線と接続し、直通運行を行っている。2002年の開業時点では、京成電鉄から3600形電車8両1編成(第3618編成)を借り入れており、車体の帯塗装を芝山鉄道のイメージカラーである赤・緑に変更するなどしていた。


2013年には第3618編成を返却し、2代目車両として3500形電車の4両1編成(第3540編成)を借り入れた。当初の車体カラーは京成時代とほぼ同じで社名板のみ変更していたが、2022年には開業20周年を記念して第3618編成と同じ赤・緑の帯に変更している。
2026年4月1日以降に運行する後継車両について芝山鉄道は「改めてお知らせします」としている。これまで通り、京成電鉄から既存車両を借り入れる形になるとみられる。
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