東武春日部駅の高架化工事「仮ホーム第2弾」は伊勢崎線下り 用地確保は9割超え



東武鉄道は9月8日、伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・野田線の春日部駅で新しい仮設の下りホーム(伊勢崎線東武動物公園方面、仮3・4番線)を10月5日の始発から使用開始すると発表した。同駅の高架化に向けた工事の一環。

床の舗装が完了した仮3・4番線ホーム。【画像:埼玉県・春日部市・東武鉄道】

仮3・4番線ホームは旧1番線ホームがあった場所に設けられる。仮3・4番線ホームの使用開始に伴い、現在の下りホーム(現3・4番線)は10月4日の終列車限りで閉鎖される。

春日部駅の構内略図。10月4日限りで現在の3・4番線ホームを閉鎖して10月5日から仮設の新しい3・4番線の使用を開始する。【画像:東武鉄道】

春日部駅の高架化は同駅周辺の踏切解消や、線路により分断された市街地の一体化を図るための連続立体交差事業。工事方法は仮線工法を採用し、2021年から工事が始まった。埼玉県・春日部市・東武鉄道の3者によると、用地確保の進捗率は今年2025年7月末時点で94.9%に達しているという。

まず2023年2月に東口仮駅舎の使用を開始し、旧東口駅舎を閉鎖。昨年2024年5月には仮1・2番線ホームの使用を開始し、従来の1番線ホームを閉鎖した。仮ホーム化は今回の3・4番線で2回目になる。

仮下り本線・仮下り副1番線の分岐器。【画像:埼玉県・春日部市・東武鉄道】

次は野田線ホームの仮ホーム化で、これにより春日部駅付近の仮線化や仮ホーム化が完了し、高架橋の構築工事が本格化する。野田線→伊勢崎線下り線→伊勢崎線上り線の順に高架化される計画だ。事業施行期間は2031年度までの予定。

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