東急電鉄は5月11日、大井町線と田園都市線のダイヤ改正を6月6日に実施すると発表した。大井町線の有料指定席「Q SEAT」(Qシート)のサービスを提供している列車を大幅に増やす。
Qシートのサービスは、平日の夕夜間の大井町発→長津田行き急行5本で提供。ダイヤ改正後は2倍の10本に拡大する。このほか、大井町線では夕夜間の長津田行き直通急行の運行開始時刻を繰り上げ、いまより40分程度早い17時30分から運行。田園都市線でも一部列車の時刻や種別、行き先、待避駅を変更する。
Qシートは現在、新型コロナウイルスの感染拡大のためサービスを休止中。東急電鉄はQシートのサービス再開と運行本数の拡大について「新型コロナウイルスの感染拡大状況やお客さまのご利用状況などを考慮して決定し、運行時刻表と併せてあらためてお知らせします」としており、ダイヤ改正と同時にQシートサービスの提供列車が拡大するかどうかは不透明な情勢だ。