阪神電鉄が高架化後の「旧線」歩く親子イベント 青木駅から深江駅まで1km



阪神電気鉄道(阪神電鉄)は12月7・8日の2日間、阪神本線・住吉~芦屋間の高架化を記念し、地上の旧線路を歩くイベント「旧線ウォーク」を開催する。

まもなく高架化される深江駅。【画像:阪神電気鉄道】

歩ける部分は青木駅の下り改札内と、同駅西踏切から深江駅まで約1.1km。深江駅の旧駅舎に「落書きコーナー」を設けるほか、ノベルティの配布なども行う。

開催時間は各日10時からと13時からで、1回の時間は1時間30分程度になる。参加できるのは、小学生または中学生の子供を含む親子2名1組。事前の申し込みが必要で、11月26日23時まで申し込み専用ウェブサイトで受け付ける。

青木駅西踏切(左)と青木古堂町踏切(右)。脇に完成した高架橋が見える。【画像:阪神電気鉄道】

阪神本線の住吉駅東寄りから芦屋市境までの約4.0kmでは、線路を高架化して11カ所の踏切を解消する連続立体交差事業が1992年から行われている。2015年には下り線の高架化が完了。今年11月30日には上り線の線路も高架に切り替えられる予定だ。これにより地上に敷かれた線路は使用を中止するため、阪神電鉄は線路を歩くイベントが企画された。