青白2色の初代新幹線「0系」モノクロで再現 プラレール6月中旬発売



タカラトミーは6月中旬、プラレールの車両「ぼくもだいすき!たのしい列車シリーズ ノスタルジックTOKYO 0系新幹線」を発売する。

モノクロ仕様のプラレール0系。【画像:タカラトミー】

0系は前回の東京オリンピックが開催された1964年、東海道新幹線の開業にあわせてデビューした新幹線電車。車体は青と白の2色でデザインされたが、「ノスタルジックTOKYO 0系新幹線」は、当時の白黒テレビで見たイメージのモノクロ仕様になっている。

3両編成のセットで、東海道新幹線開業記念切符のイミテーションも付く。希望小売価格は3000円(税抜)。

テレビのカラー本放送が始まったのは0系デビューの4年前(1960年)だったが、カラーテレビの受像器が一般の家庭にも普及し始めたのは1960年代の後半だった。このため、1964年の東海道新幹線の開業中継や東京オリンピックのテレビ中継は、白黒テレビ受像器で見た人が多かった。

「ノスタルジックTOKYO 0系新幹線」に付属する記念切符のイミテーション。【画像:タカラトミー】
東海道新幹線の開業式(1964年)。【画像:タカラトミー/RGG】