JR四国が減便を拡大 5月17日まで運休予定だった列車も期間延長



JR四国は4月24日、新型コロナウイルスの影響で4月29日以降に運休する列車の概要を発表した。定期列車の特急列車や普通列車の運休を拡大、延長する。

JR四国の特急「うずしお」。【撮影:草町義和】

特急列車は4月29日以降、定期運転の特急「宇和海」「うずしお」「剣山」「あしずり」など17本が当面のあいだ運休、もしくは運転区間を変更。ゴールデンウィーク期間中は、これに加えて31本の特急列車が運休もしくは運転区間の変更を行う。

この運休列車のなかには4月10日に発表された列車も含まれており、これらは5月17日まで運休するとしていたが、運休期間を「当面のあいだ」に変更して5月17日以降も運休する見通しになった。

また、特急「しおかぜ」「いしづち」と特急「南風」「しまんと」は4月29日から当面のあいだ、宇多津駅か多度津駅での分割・併合を実施せず、特急「いしづち」「しまんと」は高松→多度津間か宇多津→高松間のみの運転になる。

普通列車も4月29日以降、高松~多度津間の上下計4本が運休し、高松~琴平間で運転されている上下計3本は運転区間を多度津~琴平間に短縮する。

JR四国の普通列車。【撮影:草町義和】