中国の「古都」西安と「旧革命の拠点」延安を結ぶ西延高速鉄道が12月26日、開業した。

西延高速鉄道は全長約300kmで黄土高原の峡谷地帯を縦断するルート。西安東駅から高陵・富平南・銅川・銅川北・宜君・黄陵・洛川・富県北・甘泉北の各駅を経て延安駅に至る。西安東駅はまだ工事中だが、既設ターミナルの西安・西安北の各駅と西延高速鉄道を接続する連絡線が同時に開業している。最高速度は350km/hで、西安北~延安の所要時間は最短1時間8分。
西安はかつて「長安」と呼ばれた中国古代王朝の都で、現在は陝西省の省都。延安は毛沢東率いる中国共産党が1936年から1947年にかけ本拠地としていた場所だ。中国の国鉄線を運営する中国国家鉄路集団は「旧革命の拠点を高速鉄道時代へと導き、地域の高品質な経済社会の発展に新たな勢いを吹き込む」とアピールしている。

このほか、杭州と衢州を結ぶ高速鉄道も12月26日に開業し、中国高速鉄道の総延長が5万kmを突破した。
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