名鉄河和線の新駅2023年度末開業へ 高横須賀~南加木屋間、東海市と基本協定



名古屋鉄道(名鉄)は2月17日、河和線・高横須賀~南加木屋間に整備する新駅(愛知県東海市)について、東海市と基本協定を締結したと発表した。2023年度末の開業を目指す。

名鉄河和線の高横須賀~南加木屋間に設けられる新駅(左)のイメージ。【画像:東海市】

新駅は東海市の加木屋町唐畑に設置。高横須賀駅と南加木屋駅からの距離は、いずれも1.4kmになる。駅名は未定だ。

高横須賀~南加木屋間の一帯は、広範囲に住宅地が形成されているほか、2015年には公立西知多総合病院が開院し、この地域を訪れる人が増えている。病院への公共交通機関は現在バスだけで、「東海市内及び東海市外からの利用者に対応した公共交通等の機能強化が急務」(東海市)という。

そのため、都市計画道路の整備に伴う鉄道高架事業にあわせて新駅の構想が浮上。名鉄と東海市は2015年9月に新駅設置について合意し、着工に向けた協議を続けてきた。