JR東日本の観光列車が5月末まで運休 SL列車など1000本、6月以降も「別途お知らせ」



JR東日本は4月8日、「のってたのしい列車」と題した観光列車の運転を4月10日から5月31日まで休止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止の一環。

運休列車に含まれている磐越西線のSL列車「SLばんえつ物語」。【撮影:草町義和】

運休する列車は次の通り。期間中の運休本数は1000本に及ぶ。

●首都圏エリア
「SLぐんまみなかみ」「SLぐんまよこかわ」 ※「SL YOGISHA よこかわ」及び電気機関車での運転を含む
「B.B.BASE」

●東北エリア
「とれいゆ つばさ」
「フルーティアふくしま」
「SL銀河」
「TOHOKU EMOTION」
「POKÉMON with YOU トレイン」
「リゾートあすなろ」(「リゾートあすなろ下北」「さんりくトレイン宮古」)
「リゾートしらかみ」 ※「五能線クルージングトレイン」を含む

●信越エリア
「SLばんえつ物語」
「海里」
「現美新幹線」
「越乃 Shu*Kura」(「ゆざわ Shu*Kura」「柳都 Shu*Kura」)
「おいこっと」
「HIGH RAIL 1375」 ※「HIGH RAIL 星空」を含む
「リゾートビューふるさと」 ※「ナイトビュー姨捨」を含む

「のってたのしい列車」はSL列車や食事付きの観光列車など「乗ること自体」が目的となる列車の総称。JR東日本は6月以降の運転についても「別途お知らせいたします」とし、新型コロナウイルス感染状況の推移によっては運休期間の延長もありそうだ。

磐越西線の食事付き観光列車「フルーティアふくしま」。【撮影:草町義和】