えちごトキめき鉄道「値上げ」認可 平均18%、割引切符類も



国土交通省の北陸信越運輸局長は9月1日、えちごトキめき鉄道(トキ鉄)が申請していた鉄道事業旅客運賃上限変更を認可した。これを受けてトキ鉄は10月1日に運賃を改定する。

トキ鉄日本海ひすいラインの列車。【画像:K.M=KARIBITO/写真AC】

普通旅客運賃は平均18%の値上げ。初乗り(1~3km)は現行190円のところ30円値上げの220円になり、トキ鉄としては初乗り運賃が初めて200円を超える。定期旅客運賃も通勤・通学ともに平均18%の値上げ。割引率は変わらない。

トキ鉄はこのほか、割引切符類も今回の認可を受けて改定を届け出る予定だ。大人の場合、「トキ鉄ツアーパス」は現行2000円のところ400円値上げの2400円。自由席特急料金回数券は250円値上げの1550円になる。

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