JR東日本の千葉支社は5月9日、成田線の下総松崎駅に整備した新しい駅舎を5月24日の始発から使用開始すると発表した。

新駅舎は1階立ての鉄骨造りで一部は木造。外壁は左官仕上げで、屋根はガルバリウム鋼板平葺きとした。延床面積は88.58平方m。
大きな屋根の下に小屋を2棟分けて設けることで、将来の拡張性を考慮。旧駅舎に使われていた木材や瓦をベンチや外構などで再利用し、「旧駅舎の面影を残しつつ環境にも配慮した設計」としている。


下総松崎駅では旧駅舎の老朽化に伴い昨年2024年7月から駅舎建替工事に着手していた。今後は7月ごろまで仮設駅舎の撤去工事などを行う予定。
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