EF210形・DD200形・HD300形、新型機を引き続き導入 JR貨物が2020年度事業計画を策定



JR貨物は3月31日、2020年度の事業計画を策定した。連結ベースの営業収益は2019年度の見込みより33億円増の2005億円を想定。経常利益も連結ベースで18億円増の100億円を見込む。

電気式ディーゼル機関車のDD200形(写真は試作車)。【撮影:草町義和】

設備投資額(リース除く)は224億円。鉄道事業の維持・更新には128億円を投じ、EF210形300番台電気機関車やDD200形ディーゼル機関車、HD300形ハイブリッド機関車を引き続き導入するほか、老朽化した電車線の取替や構内照明設備のLED化などを行う。

鉄道事業の成長・戦略分野(46億円)では東京貨物ターミナル駅の総合物流施設「東京レールゲート」の整備を引き続き推進するほか、札幌貨物ターミナル駅などほかの貨物駅構内でも総合物流施設の整備の準備を進める。

ハイブリッド機関車のHD300形(写真は試作車)。【撮影:草町義和】