横浜高速鉄道などは11月28日、みなとみらい線でタッチ決済やQRコード認証を活用した乗車サービスの実証実験を実施すると発表した。12月4日の始発から開始する。
対象駅はみなとみらい線の全駅。タッチ決済に対応したクレジットカードなどを各駅の自動改札機に設置される専用リーダーにかざすことで、そのまま改札を通過することができる。決済ブランドはVisa・JCB・American Express・Diners Club・Discover・銀聯。Mastercardは順次追加予定だ。
QRコードのデジタルチケットにも対応。東急電鉄のデジタルチケットサービス「Q SKIP」で事前に企画切符を購入し、発行されたQRコードをスマートフォンに表示して自動改札機のQRコード読取機にかざすことで改札を通過できる。
この実証実験は東急電鉄と連携。東急線とみなとみらい線にまたがって利用することもできる。横浜高速鉄道などは「横浜・みなとみらいエリアへのお出かけはもちろん、横浜から渋谷方面へのお出かけもより便利になります」とアピールしている。
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