阪急電鉄と大阪メトロの2社は9月8日、「特別列車乗車&検車場撮影会」と題したイベントを共同で開催する。2社の車両基地を阪急電鉄の列車でめぐり、撮影会などを行う。
開催日時は9月8日の9時40分から15時30分まで。阪急千里線の北千里駅に集合して阪急3300系電車に乗車。入替運転後に出発して十三駅で折り返し、阪急電鉄の正雀車庫や大阪メトロの東吹田検車場、阪急線の淡路駅をめぐる。
正雀車庫では3300系のミニ撮影会や車庫内の食堂での昼食を予定。東吹田検車場では3300系と大阪メトロ66系電車を並べての撮影会を行うほか、定期検査により車体と台車を分離した66系も撮影できる。淡路駅では屋上から高架化工事中の同駅を間近で撮影できる。
事前申込・有料制で、参加費は大人1万5000円・子供1万円。小学生未満の子供は参加できず、18歳未満は大人の同伴が必要だ。大阪メトロのウェブサイトに設置した特設ページで8月20日23時59分まで申し込みを受け付ける。定員(100人)を超える申し込みがあった場合は抽選。
阪急電鉄の正雀車庫は阪急京都線の正雀駅に隣接する車両基地。大阪メトロの東吹田検車場も阪急京都線・相川~正雀の線路に隣接して設けられた車両基地だ。大阪メトロ堺筋線の建設時に車両基地を同線内に設けることが難しかったため、堺筋線の乗り入れ先である阪急線の沿線に車両基地を設けた。
東吹田検車場は大阪メトロの66系が配置されており、通常は阪急電鉄の車両が入線することはない。2社は「東吹田検車場では普段は並ぶことのない阪急3300系車両と大阪メトロ66系車両が撮影いただけます」とアピールしている。
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