大阪駅うめきた地下トンネル「潜入」通常は入れない場所の見学ツアー



JR西日本と日本旅行は7月5日、「大阪駅の裏側とうめきた地下トンネル潜入」と題した日帰りツアーを実施する。

大阪駅北側の地下に設けられたホーム(うめきたエリア)。【撮影:草町義和】

大阪駅や工事所で働くJR社員が案内。うめきた地下トンネルに入り、通常は関係者以外立ち入れない場所から駅のホームや列車を見学する。また、東海道本線と大阪環状線、特急「はるか」「くろしお」が通る東海道本線貨物支線(梅田貨物線)の交差部を見学。ノースゲートビルディングの屋上から大阪駅の大屋根も見学する。

第1部(10時~13時30分ごろ)と第2部(14時~17時30分ごろ)の2部制。内容はどちらも同じだ。参加できるのは中学生以上で、中学生は大人の同伴が必要。参加には日本旅行が販売する旅行商品を購入する必要がある。旅行代金は8900円。申し込みは観光ウェブサイト「tabiwa by WESTER」で6月4日11時から受け付ける。

地下化された梅田貨物線を走る特急「はるか」。【画像:JR西日本・日本旅行】
うめきたの地下トンネル。【画像:JR西日本・日本旅行】
大阪駅の大屋根。【画像:JR西日本・日本旅行】

大阪駅の北側では梅田貨物線を地下化した部分に新設したホーム(うめきたエリア)が2023年3月に使用開始。うめきたエリアの地上(うめきた2期)は再開発工事が現在進められている。2031年春にはなにわ筋線がうめきたエリアに乗り入れる予定だ。JR西日本と日本旅行は「開発が進む大阪駅は日々変化をしています」「通常見ることのできない場所への潜入ツアーをぜひ、お楽しみください」とアピールしている。

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