JR西日本は4月16日、延伸開業から1カ月が過ぎた北陸新幹線の利用状況を発表した。前年2023年の在来線特急に比べ2割以上増加した。
北陸新幹線は3月16日、金沢~敦賀が延伸開業した。JR西日本によると、延伸区間のうち金沢~福井は3月16日~4月15日の期間、合計72万3000人が利用。1日平均では2万3000人が利用した。
2023年の在来線特急「サンダーバード」「しらさぎ」「ダイナスター」「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」の利用実績と比べた場合、利用者数は26%増加。コロナ禍前の2019年と比べても12%増加した。
JR西日本は「前年やコロナ前の2019年と比較しましても、大きく上回るご利用をいただいております。引き続き、多くの方にご利用いただけるよう、利便性の向上に取り組んでまいります」としている。
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