東京モノレールは1月25日、運賃改定をダイヤ改正と同じ3月16日に実施すると発表した。フリー切符などの特別企画乗車券(企画切符)も値上げされるほか、一部の企画切符は発売を終了する。
普通旅客運賃はIC運賃が20~45円の値上げで、紙の切符は20~40円の値上げ。初乗り(1.5kmまで)はIC運賃が現行157円のところ20円値上げの177円で、紙の切符も現行160円から20円値上げの180円に変わる。
モノレール浜松町~羽田空港第2ターミナル17.8kmは現行でICが492円、切符が500円のところ、改定後はICが519円、切符が520円になる。定期旅客運賃も通勤は値上げされるが、通学は据え置く。
企画切符は「モノレール&山手線内割引きっぷ」が40円値上げの540円に。東京モノレール全線を自由に乗り降りできるフリー切符「東京モノレール沿線お散歩1dayパス」は現行700円のところ、1.6倍近い1100円に値上げされる。「モノレール羽割往復きっぷ」「モノレール&お台場ワクワクきっぷ」は3月15日限りで発売を終了する。
このほか、券種により異なっていた払い戻し手数料(160円か220円)を220円に統一する。
《関連記事》
・東京モノレール「最終列車繰り下げ」「増発」2024年3月16日ダイヤ改正
・東京モノレール・浜松町~羽田空港「20~45円値上げ」運賃改定認可