ゆりかもめ7300系「10周年」記念ヘッドマークを掲出 フルモデルチェンジの第1弾



新交通ゆりかもめ(東京都)を運営するゆりかもめ社は1月18日から、7300系電車に運行開始10周年の記念ヘッドマークを取り付けて運行する。

デビュー翌日(2014年1月19日)の7300系の第31編成。【撮影:草町義和】

7300系の10周年記念ヘッドマーク。【画像:ゆりかもめ】

ヘッドマークを掲出するのは7300系の108両(6両編成18本)のうち、10年前の2014年1月18日に営業運行を開始した6両編成3本(第31~33編成)。ゆりかもめ社によると、2024年1月18日から2月29日まで運行する予定だが、作業の都合で1月18日より前から運行する編成があるという。

7300系は新交通ゆりかもめ開業の前後(1995~1998年)に製造された7000系電車と延伸開業の前後(1999~2006年)に増備された7200系電車の更新用として開発された、フルモデルチェンジの第1弾となった車両。車体をアルミ合金製のダブルスキン構造に変更したほか、車内の座席はロングシートを採用した。

2018年以降は7300系を一部改良した7500系電車が48両(6両編成8本)導入され、2020年までに7000系・7200系の更新が完了している。

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