東武鉄道SL大樹「車内でホタル観賞」ヘッドマークはオリジナルデザインに



東武鉄道は6月17日、SL列車「SL大樹」の車内などで「ホタル鑑賞会」を実施する。ホタルが光る姿を車内で間近に見られるようにする。

東武鬼怒川線を走る「SL大樹」。【撮影:草町義和】

鑑賞会が行われるのは「SL大樹1・2・5・6号」車内と鬼怒川温泉駅構内。「SL大樹」にはオリジナルヘッドマークを掲出するほか、SL座席指定券1枚につきオリジナル乗車記念カード1枚を配布する。鬼怒川温泉駅構内では専門家がホタルの種類や生態を解説する「ホタルミニミュージアム」を開催する。

また、6月18日から7月31日の期間、東武動物公園でオリジナル乗車記念カードを提示すると、入園料が大人で600円引き(1900円→1300円)になるなどの特典が受けられる。

オリジナルヘッドマーク(左)と乗車記念カード(中央:表面、右:裏面)のイメージ。【画像:東武鉄道】

東武鉄道は「SL大樹」が走る鬼怒川線・大谷向~大桑の線路脇にある「倉ヶ崎SL花畑」で、ホタルの自然育成を目指す取組を地元団体と連携して行っている。東武鉄道によると、この地元団体とのつながりを生かして東武動物公園と連携したホタル鑑賞会イベントを「SL大樹」で昨年2022年に実施。これが好評だったことから今年2023年も開催することにしたという。

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