成田空港のJR2駅に「ロープドア」 JR東日本が初めて導入



JR東日本の千葉支社と成田空港高速鉄道は2月28日、成田国際空港内にある空港第2ビル駅と成田空港駅で整備を進めてきたホームドアについて、3月から使用開始すると発表した。JR東日本の駅のホームドアとしては、初めて昇降式を本格的に採用する。

空港第2ビル駅に整備された昇降式ホームドア。【画像:JR東日本・成田空港高速鉄道】

まず空港第2ビル駅のホームドアを3月17日から使用開始。続いて3月19日には成田空港駅のホームドアも使用開始する。

両駅に導入される昇降式ホームドアは、ロープが上下することによって開閉する仕組み。標準的なホームドアより開口部を大きくとることができ、ドアの数・位置が異なっている車両を混在して運用することができるなどの利点がある。

空港第2ビル駅と成田空港駅には京成電鉄も乗り入れているが、京成線の両駅ホームでもホームドアの整備が計画されており、6月28日までに両駅の全ホームで使用を開始する。

ロープが下がっている状態。【画像:JR東日本・成田空港高速鉄道】
ロープが上がった状態。【画像:JR東日本・成田空港高速鉄道】